品種特性

• 高温期でツルがバテる産地・作型や、梅雨明けなどの急激な環境変化でツルが バテるような産地・作型に向く。また、二番果収穫などの栽培期間が 長期に渡る作型にも向く。
• トウガンは一般的に高温期は得意です。中でも「ライオン冬瓜」は高温期に 抜群のツル持ちを発揮します。この「ライオンキング」は、その「ライオン冬瓜」 の血を入れていますので、高温期作型に向きます。
• 「ライオン冬瓜」と異なり、初期からでもツルの動き出しが早く、 「ライオン冬瓜」同様後半までバテずにツル持ち良く生育します。
• 「ライオン冬瓜」よりツルの動き出しが早いことから、低温時からの栽培にも 優位性があります。特に、育苗段階での初期生育の早さ・低温伸長性・殻被りの 少なさに関しては、「ライオン冬瓜」より勝ります。
• トウガン（スイカ）つる割れ病に対して、耐病性を示します。
• 根の生育が旺盛で、根が強く深く伸びていきます。
• 草勢の強さから、スイカの玉伸びが期待できます。

栽培ポイント

• 低温期はユウガオに比べて根量が少ないので、低節位着果に要注意。
• 「ライオン冬瓜」と比べて、草勢や玉肥大は同等以上。初期草勢は、「ライオン冬瓜」以上。施肥量は、同等で良い。