褐色根腐病、青枯病に強い耐病性をもつ!
[特性］
●萎凋病（Ｆ：Ｒ－１，２）、半身萎凋病(Ｖ），根腐萎凋病（Ｊ－３），ＴｏＭＶ（Ｔｍ－２ａホモ）に抵抗性で、褐色根腐病（Ｋ）に非常に強い耐病性をもつ。青枯病に耐病性で、ネマトーダ（Ｎ）に耐虫性を持つ。
●発芽、そろいよく、接木作業が容易である。
●栽培初期の草勢はおとなしいが、後期は草勢がでるためスタミナが長期間持続し、収量をあげることができる。
●スジ腐れ果、奇形果、空洞果の発生が少なく、食味などの品質低下が少ない。
栽培のポイント
●促成、半促成栽培に最も適する。複合抵抗性をもっているので、土壌病害の中でも褐色根腐病と青枯病の被害がでている地域で能力を発揮する。
●穂木は必ずＴｏＭＶ抵抗性因子Ｔｍ－２またはＴｍ－２ａを含んだ品種を使用すること（当社ＴｏＭＶ羅病性品種またはＴｍ－１因子のみの抵抗性品種に接木した場合、ＴｏＭＶｎｉ感染すると植物体が枯死することがある。
●草勢は台木トマト「マグネット」よりおとなしいので「麗容」「ごほうび」などの草勢が強くなる品種にも適する。