●子葉に厚みがあり、胚軸太くしっかりした馬力のある苗が出来る。
●育苗中、カボチャの子葉からウドンコ病が発生し、キュウリへ感染することがあるが、「パワーZ２」や「パワーZ」にはウドンコ病が付きにくいので、この台木だけを使用した場合はウドンコ病の発生が抑制される。育苗期や定植後のウドンコ病防除が軽減できる。
●強い草勢ながら果実肥大に優れる。地下部と地上部のバランスのとれた強い草勢となる。初期から多収、後半まで安定した高い生産量となる。
●穂木にウドンコ病抵抗性露地品種、金星・金星T・ときわ333（T-333）を使用するとウドンコ病の抑制効果が倍加する。
●草勢の強い台木ですので、草勢のおとなしいキュウリ品種との相性はピッタリ、また草勢の強いキュウリ品種との、強いもの同士組み合わせでも、果実肥大を伴う優れた特性を持つ台木のため、栄養生長型に走ることはない。