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サトイモの知識
 
長く日本人に親しまれてきたサトイモですが、その歴史は古くて、日本人の祖先と一緒に熱帯アジアから日本に渡ってきたという説があるほどです。いまでも東北の芋煮会などは秋の風物詩としてしっかり根づいています。
□主成分はでんぷんとタンパク質で、食物繊維も多く含まれます。食物繊維はイカ、タコ、エビなどに含まれるタウリンと組み合わせると、肝臓の働きを高めるといわれています。
□また、他のイモに比べてカリウムが豊富で、塩分を排泄して高血圧を予防するのに効果があります。みそ汁の塩分も、具にさといもを入れれば、排泄しやすくなるわけです。ミネラル分としては、ほかにもカルシウムと鉄を含んでおり、ビタミンB1やCも豊富です。
□今回はそのサトイモについてご紹介します。
 
1. ムチンは胃・肝臓・腎臓に!

□さといものヌルヌルのぬめりの成分は、ムチンといわれるもので、炭水化物とタンパク質からできたもので、粘りがあるのが特徴です。
□ムチンは卵白などにも含まれている物質で、粘膜をうるおし、粘膜の損傷を防ぐのに役立ってくれます。つまり、胃や腸壁で潰瘍ができるのを予防してくれます。また、ムチンは体内でグルクロン酸というものを生じさせ、肝臓や腎臓を丈夫にするといわれています。
□さらに、粘り成分には消化吸収を高めるデキストリンなどの成分が含まれているので、元気な胃腸の応援にはぴったりの野菜。加えて、ビタミンB1とカリウムが豊富に含まれているので、疲労回復にも効果的です。
□さといもはぬめりの中に体によい成分がたくさん含まれているわけですから、なるべくぬめりを残して料理するようにしましょう。
 
2. ぬめりを残して調理するには・・・

□体によいぬめりの成分を残すためには、塩もみしたり下ゆでしたりせず、そのまま煮るのが一番です。ただ、ぬめりがあると調味料がしみ込みにくくなりますので、しっかり味をつけたいなら、サッと下ゆでする程度に。汁ものはぬめりがおいしさを引き立たせてくれるので、活用してみてはどうでしょう。
□皮をむくと手がかゆくなるのは、アクに含まれるシュウ酸カルシウムによるものです。丸ごと蒸してから皮をむくと、うまみや有効成分を逃さずとることができ、手もかゆくなりません。ナマで皮をむくときは、洗ってから乾かしておくとヌルヌルしません。
□皮をむいたさといもも売られていますが、味も栄養的にも泥つきの方が優れています。さといもは低温で腐りやすいので、泥つきのまま乾燥しないように新聞紙などに包んで、室温で保存します。
 
3. こんな時には・・・
 

Q.芽がでてきません。
A.サトイモの発芽には高温と日数が必要です。もう少し様子をみましょう。発芽適温は  25~30℃ですからポリマルチをして保温すると、発芽が早くなります。

Q.サトイモの地際から発生する脇芽の処理について教えてください。
A.たおし込んで、土を寄せておくか、欠き取ります

Q.サトイモがうまく出来ません。
A.多くの場合、肥料のやりすぎが原因です。

Q.8月下旬頃になってサトイモの親が腐ります。
A.乾腐病が原因として考えられます。

Q.肥料のやり方を教えてください。
A.マルチ栽培なら、元肥中心に。普通栽培なら、5月下、6月下旬に元肥の半分から三分の一程度を追肥してください。

Q.親イモ、子イモの下部が腐っています。原因はなんでしょうか。
A.排水不良や地下水が高すぎたり、深植えしすぎると腐りやすくなります。畝を高くして、土寄せしながら育てましょう。

Q.サトイモの葉の周辺が枯れてきています。どうすればよいでしょうか。
A.病虫害によるものもありますが、多くは生理的なものです。生理的なものについては、乾きすぎ、あるいは潅水による根の痛み等で、根に障害が出て枯れることがあ ります。できれば土壌水分の変化が少ないように、マルチをしたり、土寄せをしてください。

Q.サトイモのハダニ対策について教えてください。
A.発生に気がついたら、ニッソランV乳剤の1000~2000倍液を丁寧に散布して下さい。発生が多い時は、散布ムラなどで虫が残っている恐れもあるので、一週間後に再度散布する必要があります。

Q.サトイモにアブラムシがついています。どうすれば良いでしょうか。
A.サトイモにはDDVPかアディオンが利用できます。アブラムシは葉裏にいるので薬が葉裏によくかかるように、丁寧に散布してください。

Q.サトイモの葉茎は、収穫後すきこんでも良いでしょうか。
A.お奨めできません。病気の発生などを考え、畑以外へ出した方が無難です。