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e-種や|野菜種、花種と苗の三重興農社

農業・園芸豆知識 シクラメンのはなし

めっきり寒くなりましたが秋の園芸シーズンもたけなわです。お店にいくといろんな花苗や果樹が出ています。鉢花なども増えてきて、年末に向けてシクラメンを買おうかな、と思っている人も多いのでは?いっとき、シクラメンというと高嶺の花の感じがありましたが、近頃は手ごろな値段の物も多く、もちろんお歳暮などの贈答用にも好まれます。そこで今回は、冬の花シクラメンを購入する時のポイントをお伝えしましょう。

◆選び方のポイント

シクラメンの選び方のポイントは、上から眺めてみて新しいツボミがたくさんついているもの。葉っぱの数も多いもの。茎の長さがバラバラのものや伸び過ぎているものは、あまり良くありません。また、購入後しばらくはお花を楽しめたけれど、シーズンこれからという時にあまり咲かなくなったという経験ありませんか?これは肥料切れが考えられます。花期の長いシクラメンは、花芽をどんどん作るための栄養が必要なので、肥料を切らさないようにしましょう。鉢を購入する時に、シクラメン専用の肥料を買い求めておくといいでしょう。お花と肥料を一緒に差し上げれば、ちょっとした心遣いで受け取った人もどんどんお花が好きになるのではないではないでしょうか。

◆底面給水鉢水遣り

お店でよく見かけるシクラメンは、ほとんどが底面給水式のものです。鉢が2層になっていて、下の鉢の小窓から水を注ぐと、上の鉢の土からつながっているヒモのようなもので水を吸い上げるという仕組みのもの。シクラメン以外でもこうした底面給水鉢がずいぶん出回っています。他にポインセチア、ミニバラ、プリムラ、ポットマム、セントポーリア、カランコエなどでも使われています。

底面給水鉢の水遣りのポイントは、下の層に水がなくなってから水を与えることです。覗き穴から見ると線が引いてあり、この線のところまで水を入れます。下の層に線がない場合は、上の層の底から1cmほど空けるのがいいでしょう。上の層の底に付いてしまうほど水を入れると、根腐れすることがあります。常に水が入ってなくてはいけないと勘違いする人が多いのですが、水がなくなってから与えるのは、常に土が湿った状態になるのを防ぐためです。肥料の与え方は、底面給水用の専用肥料があるので、試してみて下さい。

花ごころ『シクラメンの底面給水活力液』は、シクラメンの他に底面給水鉢に植えられているほとんどの植物に使えます。シクラメンは、肥料を切らさないことがたくさん花をつけるポイントになるので、購入時に一緒に用意しておくとよいでしょう。お花の生産農家では、水の代わりにこうした活力液を使っているそうです。プロがやっている方法と同じやり方ですれば、花付きもきっと良くなりますよ!

◆日照不足と高温は大敵

それともうひとつ、日照不足と高温は大敵です。日照不足と高温が続くと葉が黄化して休眠に入ってしまいます。 昼間はできるだけ(最低3時間)日光に当てます。昼間18℃位、夜間10℃位の場所が最適です。(温度差10℃以内)
万一、葉が黄色くなったら、付け根からねじりながら引き抜きます。色があせてきた花も同様に引き抜いて下さい。 朝方冷え込みがきつかったり、温度が保ちにくい場合は、晴れて暖かい日の午前中に、室温程度(15度位)の水をたっぷりやり、夕方までには水が吸い上げられているようにしましょう。