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e-種や|野菜種、花種と苗の三重興農社

農業・園芸豆知識 シクラメンのはなし
~シクラメンの花を来年も咲かせてみたい~

シクラメンは球根植物なので管理次第で来年も花を咲かせることができます。ただし暑さに弱いので夏を越すのがポイントになります。夏越しの方法は二つあり、株を休眠させて夏を越し、再び芽を出させる方法と、夏も休眠させずに生育を続ける方法があります。

◆休眠させない方法

花が終わる4月下旬ごろ、花柄・枯れ葉をとり、明るい日陰か午前中日光が当たる場所に置き管理します。梅雨の間は、雨に当たっていると腐るので雨の当たらない場所に置きます。梅雨明けから8月下旬の間は、雨の当たらない風通しのよい明るい半日陰に置き、涼しく過ごさせます。9月になったら一回り大きな鉢に植え替えします。用土は赤玉土4、腐葉土4、川砂2の割合にします。10月下旬ごろまでは、日光に十分当てしっかりした株に育てます。その後は日当たりのよい室内で管理します。

◆休眠させる方法

花が終わった4月下旬から徐々に水を切り、地上部を枯らし休眠させます。このためには、雨のあたらない風通しのよい日陰において夏を越します。8月下旬~9月中旬に球根を取り出し、枯れた地上部と根を切り取り、休眠させない方法と同じ用土で植え替えます。この時の鉢の大きさは、植えてあった程度の大きさのものに植え替えます。芽が出るまでは日陰に置き徐々に日に当て、10月下旬からは日当たりのよい室内で管理します。

◆葉組み

11月ごろには葉数も増え球根を覆ってきます。球根の中心部に光が入らないと病気(カビ)が出やすくなり、また葉並びが悪いと鑑賞上よくないので葉組みをします。葉組みは中心部の葉を外に広げ中心部を開けることで、形も整い花数も多くまります。葉組みをしないと葉の下から花が出たりして形が整いません。市販のシクラメンが整っているのはこのためです。