●珍しい黒皮・黄肉の大玉タネナシ
●草勢はやや強めですが、雌花の着生良好で栽培し易い。開花後45日内外で収穫できる中生種。
●果実は、8~10kgの正球形で形状良く空洞出にくい。果皮は暗黒緑色で、高温期には不鮮明な縞が見られる。
●果肉は美しい黄色で、適度に締まり食感良く糖度12~13度と安定して高く、食味に優れる。
●黄肉の3×タネナシは、カットフルーツにした場合赤肉3×タネナシと比較して『シイナ種』が目立ちにくく非常に美しく見える。
●種なし品種としての発芽は良好だが、種あり品種と比較した場合の発芽率はやや弱いので、低温・過湿には注意してください。
●草勢が強いので、種あり大玉種の標準的な施肥に比較して、窒素の成分量を10~20%減量したほうが良い。着果時の草勢過多・低温は、『シイナ種』の増
加や果皮が厚くなる原因となる。
●着果には、普通西瓜の花粉を受粉することが必要であり、定植本数は10~20%程度あればよい。(花粉量の安定した『サマーオレンジミドル』をお奨めし
ます。
●玉肥大を良くし『シイナ種』を減らす為、タネナシ西瓜は、開花後約20日間は普通西瓜より3~4度高温で管理すると良い。