品種の特徴

• 高冷地4月～5月まきで、7月末～9月収穫、平暖地は、秋まき翌春定植で6月～7月収穫に適する。
• 外葉は丸葉で開帳性、草姿はＹＲ耐病ＳＴと似ている。比較して葉柄短くコンパクトで密植に適し、珠の勝ち負け少ない。
• 耐暑、耐病性強く、萎黄病抵抗性はＡタイプ。
• 黒腐病に強く、尻の黒ススがつきにくい。
• 結球は扁円球で1.5kg～2.0kg内外の中大球。
• 10kgダンボール箱に詰め易い。
• 球の緑が濃く尻の形がよい。
• 市場性は日持ちがよく好評。
• 早まきは3月上旬からまけ、6月上旬収穫できるが、年により尖玉となるから育苗に注意する。
• 生育日数は夏まきで110日前後。
• 定植後70日前後で収穫できる中早生種。

栽培のポイント

• ※高冷地の7月下旬～8月上旬どりは元肥を多目（1反当10～12袋）に施して初期生育を促進する。9月どりは肥効がよいので元肥をややひかえ目（1反当8～10袋）にする。
• ※追肥は遅いと裂球し易くなるので早めに施すこと。
• ※平暖地秋まき栽培の早まき、早植えは尖球となり易い。