品種の特徴

• 播種後35日程度で収穫可能な晩生タイプ。
• 根の太さが約２cmで収穫のタイミング。
• 根部が鮮やかな紫色で、食卓のアクセントにもピッタリ!!
• 根部は球形。抽苔が遅く玉割れがしいくいため、在圃性に優れる。

栽培のポイント

• 生育適温は20℃前後と冷涼な気候を好みます。
  播種深さは１cmほどとして、すじ播きあるいは1cm程度の間隔で播種します。覆土し、手のひらで軽く押さえたら、たっぷりと水やりをしてください。


• プランターなどで栽培する場合は、あらかじめ培土に水分を含ませておくようにすると、水やりがスムーズにできるほか、乾きすぎや根曲がりなどを防ぐことができます。


• 発芽してくれば、本葉展開までに生育のそろったものを残してそれぞれ３～４cm間隔になるよう間引きます。間引き後は、根元に軽く土寄せを行って倒れないようにします。


• 根をきれいに丸く太らせるためには、間引きを適期に行うこと、栽培中に倒れないように適期に土寄せを行うことがポイントとなります。


• 肥大した根の直径が２cm程度になれば収穫適期です。収穫遅れはス入りや割れの原因になるため注意してください。


• 収穫したハツカダイコンの表面がガサガサしているのは乾燥や高温が原因です。栽培時期に高温となる時期には寒冷紗などで日よけを行ったり、水やりの回数を増やすなどして対応してください。


• また、肥大期には乾燥後の急激な吸水が原因で割れを生じることもありますので、土壌はなるべく乾きすぎないよう、こまめに水やりを行ってください。