品種の特徴

• 果実は、やや腰高の1.8～2.5kg程度で極めて濃い緑色～漆黒色の地に中太縞が見える、低温期程果皮が黒緑色になる。
• 果皮にやや白い果粉のブルームが発生する。
• 果肉は、桃紅色でやや硬くシャリ感があり、糖度12～13度で食味も良く裂果やうるみ果の発生が少なく収穫後の日持ちも良い。
• 草勢は中程度で着果性が良いので、低節位着果に注意し18～20節以降の充実した雌花に着果させる。整枝は着果後、基本的に放任とする。
• ハウス、露地、抑制栽培まで幅広く適応する。5月収穫で開花後35日程度。
• 黒皮の特性として果皮の発色は光線量、温度に左右され、低温傾向ほど、黒色が強くなる。色ムラが目立ち易いので、玉返しやマット敷きを行う。