品種の特徴

• 春まきでは安定した早生性を示します。アロマ810よりは5日程遅くなります。夏まきではあろま810と同等で、年末から1～2月どり向けです。
• 根長は17～ 18cm位、尻詰まりが良くやや肩が張る円筒形です。
• 黒葉枯れ病・シミ症に強く栽培が容易で、収穫物は裂根少なく収量が安定しています
• 特に長日条件下でアロマ810に比べ晩抽で、冷涼地の夏秋どりも可能です。

栽培のポイント

• ①冷涼地:3月トンネル栽培～4月中旬まきベタ掛け(北海道南部～東北) 6月まき(北海道)
• ②中間地:1月下旬(マルチあり;1月中旬)～ 2月まきトンネル栽培 8月中旬まき
• ③暖地:1月まきトンネル栽培 8月下旬～9月上旬まき
• アロマ810より晩抽ですが、低温下での早まきは抽苔する恐れがあります。平坦地～暖地では年明け以降のトンネル栽培、北海道では6月以降の播種をお勧めします。
• 夏まきではエクボ症等の高温障害を避けるため、早まきを避けて下さい。