品種の特徴

• 出穂期、成熟期は関東、北陸の中性種、西南暖地の早生極早生種。長稈中穂の中間型。まれに短芒を生じ、葉色はやや濃く、葉身は直立する。稈の太さは中程度でたわみやすく、耐倒伏性は"極弱"。
• 収量性は高くないが、比較的安定している。脱粒性は"難"。
• いもち病抵抗性"弱"。白葉枯病にはやや強い。耐冷性が強く、穂発芽性は"難"。玄米の粒形、粒大は中程度で腹白が少なく、精白歩留が高い。玄米の品質は上の中。食味は炊飯米で粘りがあり極良である。

栽培のポイント

• 適地
  関東、北陸以西から九州までの平坦地帯。
  
  
• 育苗中は苗が徒長しやすい為、的確な温度管理を行う。元肥が多いと倒伏しやすい為、穂肥中心の施肥体系をとる。また一回目の穂肥時期も他の品種に比べて遅めの出穂18日前に行う。発芽性が悪い為、浸種・芽出しを充分行う。
  
  
• ※注意事項
  ※この商品は種子消毒処理が施されております。ご使用時にはマスクと手袋を着用し、この種子を食用にはしないでください。