強粉質で貯蔵性の高い早生白皮カボチャ
●やや大葉で草勢は強い。雌花の着生は5～6節おきとやや遠成りで着果性は普通。
●着果後約45日で完熟する。
●果実は扁円形で1.5kg内外となる。果皮色は白色で色艶がよい。果皮が硬く、傷や腐りに強く貯蔵性が高い。日焼けにも比較的強い。
●果肉は厚く、肉色は濃黄色。肉質は強粉質で、順調に完熟したものでは収穫直後では粉質過ぎて煮くずれしやすいが、3週間程度貯蔵すると甘味がまして栗のような食味になる。
●腐らないように上手に風乾しておけば夏場で収穫後30日間程度、秋から冬場で2ヵ月程度は水っぽくならず十分おいしく食べられる。冷涼地の9月どり11月～12月出荷、暖地の11月どり冬季出荷は本種の長期貯蔵性を生かせる作型である。
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