超極早生。暖地では晩夏まきで年内出穂！緑肥としても最適！

【特性】
・超極早生。暖地では晩夏まきで年内出穂の利用ができる。
・発芽が早く、初期生育も極めて旺盛。出穂時の草丈は130～140cm。
・低温条件下での発芽・初期生育に優れるため、えん麦など他草種が播種できない時期にも利用できる。
・稈が細いので出穂後の倒伏にはやや弱い。
・早生イタリアンライグラスとの混播に好適。
・密な繊維根を有し、土壌の団粒化を促進する。

【ライ太郎の栽培ポイント】
●播種期
・暖地
秋まき：10～11月
春まき：3～5月
晩夏まき：8月中～9月中旬
・寒地
5～8月（晩まきは越冬不可）

●播種量
8～10kg/10a。条まきまたは散播。播種後は発芽をよくするため、1cm程度の覆土、鎮圧を充分に行う。
※イタリアンとの混播：3～4kg/10a
●施肥基準
10a当たり堆肥2t、チッソ10kg、リンサン15kg、カリ12kg、苦土石灰100～150kg。
●利用法
乾草：出穂～乳熟期に刈り取り、半乾燥させる。
緑肥：後作の定植または播種の約1カ月前にすき込む。