品種の特徴

• 花蕾が大きく、濃厚な味が特徴のイタリア在来種を選抜し、食味と早生性を重視して育成した西洋ナバナ
• 日本で一般的なナバナ類よりも花蕾が大きくまとまる
• 抽だいが早く、栽培容易で播種後50-55日で収穫となる
• 葉は肉厚で、花蕾は密で大きく食べごたえあり、ほんのりとした甘みもある濃厚な食味を楽しめる

栽培のポイント

• 発芽適温は20～23℃。子葉展開時に生育不良株を間引き苗の生育を揃える。
  早春まきは、遅霜、低温により早期抽だいする場合があるので、育苗温度確保（気温15℃を目安）に努める。
  本葉5～6枚の苗を株間30～40cm程度に定植し、高温時はなるべく夕方に植え付け活着を促進する。
  畑には完熟した堆肥を施し低度化成肥料を1平方メートルあたり24g前後を元肥とし、収穫開始後1回あたり10gを目安に追肥する。
  花蕾が出来るまでに植物体を大きく育てるのがポイント。
  株元から手で折りとれる位置で収穫し、蕾、茎、葉を食する。
  主茎収穫後に伸びてくる脇芽も同様に折りとり収穫し利用できる。