品種の特徴

• 草勢は強く、欠刻は中位の中葉。秋冬系は丸葉で大葉。
• 茎葉は太く、伸長性があります。立性の草姿で管理しやすく作業性に優れています。
• 節間は全体的に短めで、秋冬系ではやや長くなります。
• 果形は正球形～やや縦長の豊円形で、稜角は弱く、肥大性も充分あります。
• 果皮は白玉形の灰白緑色で気品があります。果梗は短く、花痕は中位で黄化はしません。
• ネットはやや密に発現し、太く均一に盛り上がります。夏系1号はやや細いネットになります。
• 果重は秋冬系で1.5～1.6kg、その他の系統では1.6～1.7kg以上になります。
• 果肉色は黄緑色で、秋冬系と夏系1号は白黄緑色になります。肉厚で可食部分が多いのも特長です。
• 糖度は容易に14～15度以上になります。肉質は緻密で、多汁質ながら日持ち性があり、発酵果はほとんど出ません。非常に美味で食べやすい食味を持ちます。
• 登熟日数は秋冬系で約60日、その他の系統で52日～55日前後です。