1. 外葉が濃緑・球内が黄色でコントラストの美しい９０日タイプの中晩性品種。
2. 耐寒性は非常に強く、厳寒期どりに適する。
3. 冷涼地の７/中～８/上、中間地・暖地の８/中～９/上蒔きに適する。
4. 根コブ病に対して強力な抵抗性を持ち、軟腐病・ウィルス病などの一般病害、石灰欠乏症・ゴマ症等の生理障害にも強い。
5. 無理な早蒔きは病害の発生する可能性が高く、遅まきは葉数不足で不結球になるので適期蒔きを心がけて下さい。

※白菜の白い部分に黒い斑点は白菜ゴマ病といって白菜自体がもつ生理反応による「生理障害」の１つです。肥料が多すぎると起きやすく、栽培環境のストレスで白菜の細胞が反応して細胞壁が変色したものが黒い点々に見えるためです。食べても味に変わりなく、病気になることはありません。

白菜は成分の９５％が水分。カリウムが豊富なので利尿作用や高血圧予防が期待できます。外側の葉や芯に近い部分の葉にビタミンＣが一番含まれています。外側の葉が食べづらい時はスープのだしなどにすると成分がとけだして無駄なく摂取できます。白菜をスープに入れるときは弱火でじっくり煮込むのがポイント。栄養がスープに溶けて美味しくなります。