品種の特徴

• うどんこ病、べと病、褐斑病、ウイルスによる病害であるモザイク病（ZYMV、PRSV※）に複合耐病性をもち黒星病にも強い夏秋キュウリ。減農薬栽培に有利。
  ※（ZYMV:ｽﾞｯｷｰﾆ黄斑モザイクウイルス、PRSV:パパイア論点ウイルス）
• 濃緑厚葉で葉のもちがよいので草勢が維持しやすく、後半まで枝伸びとスタミナが持続して多収となる。
• 果長は平均21～22cmで、栽培後半まで安定し秀品率が高い。
• 果実は極濃緑で光沢があり歯切れがよい。
• 草姿立性で収穫作業が容易。栽培後半は枝摘み作業が省力できる。

栽培のポイント

• 本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め初期育成を安定させる。
• 下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。初期育成が悪い場合は、着果節位を10節程度まで上げ、草勢回復を図る。
• 追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以後遅れないよう定期的に実施する。
• 生育中期以降は過繁茂を避け、整枝・摘葉を適宜行う。