品種の特徴

• 節成性が高く、流れ果の発生も少ない。
• 果形の安定性と果揃いに優れ秀品率が高い
• 栽培期間を通して枝の動きが早いため後半まで樹勢を維持できる
• 分枝性がよく草勢が長期にわたり安定しているため収量の山谷が少なく多収となる。
• うどんこ病、褐斑病、べと病に強い
• おすすめ台木は黒竜・昇竜

栽培のポイント

• 植穴は2～ 3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。
• 定植後は早期活着に努め、素直に生育させ、スムーズな枝の発生を促す。草勢が弱い場合は8節位まで雌花を摘果し、草勢の回復に努める。
• 高温期～低温期に向かう場合は予枝1節で摘む。低温期～高温期に向かう場合は下段・上段1節摘みとし、中段は2節摘みとする。枝の動きを見ながら、伸びていく枝は摘心し、ゆっくり動く枝は半放任していく。
• 複合耐病性品種(MT)ではあるが、病気予防を考えて早めに防除する。